医薬品原薬とは

WHAT IS API?原薬とは

原薬とは

原薬とは

原薬とはおくすりの中に含まれる有効成分のことです。例えば痛み止めの中には、痛みを止めるための有効成分が入っています。これを原薬と呼んでいます。有効成分は少しの量で効くため、おくすりの中に含まれている原薬の量は僅かです。市販で売られているおくすりの箱の裏側には必ず原薬の名前と含有量が書いてありますので、ぜひ見てみてくださいね。

原薬の作り方

原薬の作り方

原薬と原料は名前が似ているのでよく混同されがちですが、違いはなんでしょうか?原料とは原薬を作る元となる化合物のことです。原料は国内外の原料企業や化成品企業等から購入しています。私たち原薬企業は原料を使って工場の大きな反応釜の中で原薬を作ります。1回の反応で原料から原薬を作れるわけではなく、いくつかの化合物を経て原薬となります。この原料から原薬になるまでの途中の化合物のことを中間体と呼んでいます。桂化学が製造する原薬の中には、原料から原薬まで、10種類以上の中間体を経由するものもあります。長い道のりを経て製造したら、キレイに精製してようやく原薬が完成します。

原薬は
誰が作っているの?

原薬は誰が作っているの?

私たち原薬企業はまず、実験室で原薬となる化合物をどうやって作るのかを考えます。どんな濃度で、どんな温度で、どんな条件で作ったら効率よく、キレイな原薬が出来るか?開発部の人たちが何度も実験を行います。作り方が決まったら、製造部の人たちが工場の大きな反応缶でたくさんの原薬を作ります。出来た原薬がキレイかどうか?品質管理の人たちが試験室でいくつかの分析を行います。試験が終わると、原薬の製造から品質試験まできちんと行われたことを品質保証部の人たちが確認します。こうしてたくさんの人たちが携わり、ひとつの原薬ができあがります。

原薬が
患者さんに届くまで

原薬が患者さんに届くまで

私たち原薬企業は原薬を作りますが、これをおくすりにするのは製薬企業です。おくすりの中には、原薬のほかに様々な添加剤が入っています。製薬企業は、原薬と添加剤を混ぜておくすりを作っています。このようにして原薬がおくすりになり、病院や薬局へ運ばれてみなさんの手元に届きます。原薬がキレイでないと、それを使ったおくすりもキレイになりません。原薬の品質はとても大事なのです。

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